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残価設定型マイカーローンとは:仕組み・メリット・選ぶ前に確認したいこと

ディーラーで提案されることの多い「残価設定型ローン」の仕組みを、通常のマイカーローンとの違い、月々返済額の見え方、契約終了時の選択肢まで整理します。

公開: 2026年5月23日

新車購入時にディーラーで提案されることが多いのが「残価設定型ローン」(残価据置型ローン)です。月々の返済額が通常ローンより少なく見えるため魅力的に感じますが、仕組みを理解しないと長期的に損をする可能性もあります。この記事では残価設定型の仕組みと注意点を整理します。

残価設定型ローンの仕組み

通常のマイカーローンは、車両価格の全額をローンで分割して支払います。残価設定型ローンは、車両価格から「契約終了時の予想残価」を差し引いた金額だけをローン期間中に支払う方式です。

たとえば300万円の車を5年契約で残価設定型ローンで購入する場合:

5年後には100万円が「残価」として未払いで残っており、契約者は以下のいずれかを選びます。

  1. 車を返却: 残価分の支払いは不要(ただし走行距離・状態の条件あり)
  2. 残価を一括支払い: 車を自分のものにする
  3. 残価分を再ローン: 引き続き分割支払いを続ける

メリット

残価設定型の主なメリットは次の通りです。

「常に新しい車に乗りたい」「数年で乗り換える前提」のユーザーには合理的な選択になり得ます。

デメリット・注意点

一方で見落としやすい注意点もあります。

数字で見る違い

300万円・5年・5.0%(ディーラーローン金利想定)で通常ローンと比較してみます。

項目通常マイカーローン残価設定型ローン
借入対象300万円200万円(残価100万円除く)
月々返済額56,613円約37,742円
5年間の支払総額約340万円約226万円 + 残価100万円
5年後ローン完済・車所有返却 or 残価支払い or 再ローン

5年で返却するなら、月々負担が約2万円軽くて済みます。一方で乗り続けるつもりなら、最終的な総支払額は通常ローンとほぼ同じか、再ローン分の金利でやや増えます。

判断軸

残価設定型を選ぶかどうかは、ライフスタイルで決まります。

残価設定型が向いている人

通常ローンが向いている人

注意点

残価設定型ローンの具体的な条件(残価率・走行距離制限・契約終了時の精算ルール)はディーラー・車種・契約タイミングで変わります。契約書を熟読し、契約終了時にどんなコストが発生する可能性があるかを必ず確認してください。

計算機で確認する

通常のマイカーローンの月々返済額・総返済額は、当サイトの計算機で確認できます。残価設定型と比較するときの参考にしてください。

残価設定型の月々返済額と、上記の通常ローン月々返済額を比べると、約2万円の差が見えてきます。

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