ローン計算ツール集

おまとめローン(借り換え)の判断基準:複数借入を一本化すべきタイミング

複数のカードローン・消費者金融からの借入を1本にまとめる「おまとめローン」の効果を、3社で計80万円の借入を一本化する具体例で試算します。銀行系・消費者金融系の選び分けも解説。

公開: 2026年5月23日

複数のカードローンや消費者金融から借入している人にとって、「おまとめローン」は利息負担を大きく減らせる選択肢です。複数の高金利借入を1本の低金利ローンに置き換えることで、月々の返済額を抑えつつ完済までの見通しを立て直せます。この記事では、おまとめローンの効果と判断基準を、3社合計80万円の借入を一本化する具体例で整理します。

おまとめローンとは

複数の借入先を1社にまとめるための借り換えローンです。新たに借入する金融機関から、既存の借入先全社に対する返済資金が支払われ、その後は新しい金融機関にだけ返済します。

主な仕組みは次の通りです。

おまとめローンを取り扱っているのは、銀行系(メガバンク、ネット銀行、信用金庫)と消費者金融系(アコム、プロミス、アイフルなどの専用商品)の両方です。

数字で見る効果

3社で合計80万円借入している例で試算します。

借り換え前(3社で借入):

借入先残高残期間金利月々返済額
A社(消費者金融)30万円3年18.0%10,845円
B社(銀行カードローン)25万円3年15.0%8,666円
C社(消費者金融)25万円3年18.0%9,038円
合計80万円3年加重平均17.1%28,549円

3社合計の利息総額は約22.8万円になります。

借り換え後(銀行おまとめ・80万円・3年・5.0%):

借り換え後(銀行おまとめ・80万円・5年・5.0% 期間延長で月負担を最小化):

3年で完済する設計でも年間約5万円の節約、5年に延ばして月の負担を半分近くまで減らしても年間2万円以上の節約になります。家計が苦しい局面では、月の負担減のほうが効果を体感しやすい指標です。

銀行系おまとめと消費者金融系おまとめの違い

両者の特徴を整理します。

銀行系おまとめローン(推奨)

消費者金融系おまとめローン

第一候補は銀行系おまとめローンで金利を大きく下げるのが理想です。銀行で審査が通らない場合に、消費者金融のおまとめローンで段階的に下げる選択もあります。

どう判断するか

おまとめローンを検討すべきタイミングの整理は次の通りです。

おまとめが効果的な状況

おまとめが向かない状況

おまとめは「借入の総額を変えずに条件を改善する」手段です。借入総額そのものを減らすには、おまとめと並行して家計の見直し・繰上返済の継続が必要です。

注意点

おまとめローンには次のリスクがあります。

特に「月負担が下がったから、生活費に余裕ができた」と感じて新規借入を増やしてしまうのが最大のリスクです。おまとめは家計の建て直しがセットで初めて効果を発揮します。

計算機で確認する

おまとめ後の返済シミュレーションは、当サイトの計算機で確認できます。

「現状の借入合計」と「おまとめ後の試算」を並べて比較し、利息節約額を把握してから金融機関に申込むのが効果的です。

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